こんにちは、ローカル環境ソフト「MAMP」でPHPの学習をしている純平です。
PHPの学習を進めていくと、必ずと言っていいほどMySQLというデータベースを扱うことになります。
MySQLというと世界でもっとも普及しているオープンソースデータベースですね。
今回は、PHPの開発環境であるMAMPで、データベースをコマンドで扱えるようにしてみましょう。
前提として、MAMPがインストールされていることが条件となります。
インストールがまだの方はこちらを参考にしてみてくださいね。
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まずは、MAMPとターミナルを起動
まずは、MAMPを起動しましょう。
そして、Finderから「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル.app」も起動します。

ターミナル.appを開いた場所はホームディレクトリと呼ばれます。
ユーザ名の左側に「~」(チルダ)がありますが、これがホームディレクトリを表します。
例えば、このホームディレクトリでMySQLにログインするためのコマンドを打つと、この様なエラーが出ます。
1 |
./mysql -u root -p |
コマンドが通らない様です。実はMAMPのコマンド群はホームディレクトリには存在しないので、エラーになります。
そこで「cdコマンド」を使い、フォルダを移動してみましょう。
1 |
cd /Applications/MAMP/Library/bin/ |
ユーザー左側の文字がbinになってますね。作業ディレクトリが移動している証拠です。
実際にFinderで移動して確認してみるとこの様なディレクトリです。
ここで、MySQLのコマンドが実行できます。

ここで、もう一度MySQLコマンドを入力してみましょう。
1 |
./mysql -u root -p |
パスワードを入力すると、MySQLのプロンプトが表示されていれば、成功です。
ちなみに、MAMPでデフォルトで設定されているパスワードは「root」です。
(デフォルトのrootユーザーのパスワードは “root”)
これで、以下の様にMySQLが実行できる様になりました。

せっかくなので、データベースを見てみましょう。
データベースを確認するには
1 |
show databases; |
です。

デフォルトで3つのデータベースが存在していることがわかります。
ちなみに、MySQLをログアウトする場合、
1 |
exit |
です。
以上で、MySQLコマンドは使える様になりましたが、毎回作業ディレクトリに移動するのは面倒ですよね。
なので、パスを通してみましょう。
パスを通す
Finderでホームディレクトリまで移動して、ショートカットキー「⌘ + Shift + .」 を入力してみてください。
このように隠しファイルが表示されます。

テキストエディタを開き
1 |
export PATH=$PATH:/Applications/MAMP/Library/bin |
と入力して、ファイル名を「.bash_profile」で保存しましょう。保存先はホームディレクトリです。

ターミナルを再起動して、MySQLにログインします。
ホームディレクトリで、
1 |
mysql -u root -p |
とコマンドを入力すると、

無事にMySQLにログインできました。
これで、データベースを学習する環境が整いましたね。
お疲れ様でした。
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