未経験でIT業界への転職を考えた時に、


という考えに至りがちではないでしょうか?
僕も2年前は未経験だった訳ですが、こういった考えで行動してた時もありました。
とりあえず新しいことを始める前に学校に行くという考えは日本人らしいですよね。
ただ、ちょっとズレてるなと最近思うようになってきています。
今回の記事はタイトルの通り、プログラミングスクールは必ずしも通う必要ではないですよという内容になってます。
あくまでも個人的な見解ですが、是非参考にしてもらえればと思います。
目次
転職でもっとも重視されるのは実務経験だという事実
エンジニアにとってもっとも評価されるのは実務経験です。
例えば、半年の開発経験があれば、自社開発の企業に転職するチャンスも生まれやすいし、
2年の実務経験があれば、フリーランスとして働くという道も見えてくるので、未経験でも2年の修行期間を経て年収600万を目指す事は現実問題で十分可能。
早めにエンジニアとして就業する事によって、その先のキャリアパスがどんどん開かれるわけです。
反対に、プログラミングスクールに通っていましたという経歴はあんまり評価されにくいです。
もしあなたが飲食店のマスターを営んでおり従業員を採用するとなった時、専門学校で2年間勉強してきた学生と、料亭で2年間修行してきた料理人だったらどちらを採用したいですか?
働き始めればお給料を貰いながら学べる
未経験でエンジニアになると、ほとんどの場合いきなり開発現場に放り込まれることはありません。
未経験でIT企業に入った場合、ほとんど戦力にならないのでまず最初に研修期間があります。
もちろん、研修が無くOJTという企業もあると思いますが、即戦力とは考えられていないので、だれでもできる作業から入ることになります。
とりあえず就職さえできれば、お給料を頂きながら学べる環境が手に入るのです。
定期的にお金が入ってくるので精神的にも安定します。
プログラミングスクールに通っている期間は当然無収入となり、特に家族、子供がいる人なんかは収入が途切れるとメンタルキツイですが、働きながらだとそういったプレッシャーもありませんね。
職場でメンターが見つかる
未経験でIT業界に入ると、分からないことが分からない状態に陥りやすいです。
数学が苦手な高校生が、数学の教師に「先生、全く分からないので一から教えてください!」聞くような状態です。
そんな状態で質問すれば、プログラミングスクールのメンタリングの時間だと全然時間が足らないでしょうね。
プログラミングスクールに通うメリットとして、いつでもメンターに相談出来るといったことが言われていますが、
時間が限られていたり、オンライン通話やチャットで対話する形式が多いです。

その限られた時間の中で、分からないことが多すぎると、メンターへの質問タイムはあっという間に終わってしまうでしょう。
就職して働いてしまえば、スクールに通わずとも先輩社員に聞くことができます。
職場の上司も、新人が出来るだけ早く戦力になれるように、親切に教えてくれるでしょう。
教えてくれない意地悪な上司も一定数いますが、稀ではないですかね。
基本エンジニアの方は温厚な人が多いので、誠意を持って聞けば色々教えてくれますよ。
学習のモチベーション維持ができる
独学は挫折しやすいです。プログラミングスクールでも最後までカリキュラムを終える人の方が少ないという事を中の人から聞いたこともあります。
(プログラミングスクールに通っていた時に聞きました。)
プログラミングスキルはある程度継続しないと結果がなかなか現れにくいからなのでしょうね。
だから、どれだけ挫折のリスクを減らしてスキルアップしていくかが重要で、モチベーションの維持が大切になってきます。
ただ、就職してしまえばモチベーションの維持とかは不要なんですよね。
職場のデスクに座れば、仕事モードに自然と切り替わりますよね。
誘惑するものが職場にはないので、結果集中できます。
スキルレベルが低かったとしても焦る必要はありません。最初はどんな人だって出来ないところからのスタートなのです。
毎週40時間コツコツスキルアップしていきましょう。
働きつつ業務に慣れてきたら、業務内容に関係のある技術を使ってポートフォリオを作ってみるとかも良さそうですね。

まとめ:個人的には未経験でもまず就職してみるのがオススメ
今回はプログラミングスクールに通わずに、未経験でもとりあえず就業することのメリットを考察してみました。
当然プログラミングスクールに通うメリットもあるし、先に就職してしまうことのデメリットもあるでしょう。
ただ、現在のエンジニア売り手市場の時流を考えた時に、プログラミングスクールのメリットって薄いよなぁと思いますね。
エンジニア転職の参考になれば幸いです。